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ロンドンのタクシー業界に革命!?気軽に乗るブラックキャブ

2017.03.21

ロンドン タクシー

ロンドンの交通機関といえば、赤い2階建てバスのダブルデッカーと同時に、黒塗りのタクシー「ブラックキャブ」を思い浮かべる人も多いでしょう。

ロンドンの街のシンボルともいえるブラックキャブですが、ここ数年は、乗車料金の格安な、ミニキャブと総称されるその他のタクシー会社や、さらに最近ではUberなどの配車アプリの台頭により、乗客の獲得が容易ではなくなってきています。

しかし、長い歴史を持ち、街のアイデンティティともいえるブラックキャブには、多くのロンドナーが存続してもらいたいと考えているのは言うまでもありません。

ブラックキャブとミニキャブの決定的な違いとは?

ブラックキャブの歴史は長く、1953年にRadio Taxicabsという会社として始まりました。

ブラックキャブの運転手としてロンドンの街を走るのには、特別な免許が必要になり、それを取得するための訓練は、決して簡単なものではありません。

運転手になるための訓練は通常3~5年程度の歳月を要し、どんな小さな通りであろうと、ロンドン市内の全ての道を記憶しなければなりません。

このような厳しい訓練を通して、世界的に有名で伝統を重んじる街であるロンドンに住む人や、訪れる観光客などにとって、はじめて満足のいくサービスを提供できると考えているのでしょう。

それにに対して、ミニキャブの運転手は、会社によって多少の差はあるでしょうが、ブラックキャブほどの厳しい訓練を行うことは、まずありません。

なぜなら、現在はブラックキャブの創業時とは異なり、道を熟知していなくてもカーナビを使うことが可能になったからです。

また、Ubarの運転手には、運転免許証と車を持っていれば、だれでもすぐになることができます。

タクシーを単なる移動手段と考えるならば、安価に移動できるミニキャブやUbarを利用する人が増えてしまうことは、仕方のないことでしょう。

しかし、特に海外から訪れる観光客や、女性にとっては、できることならば、より安全でサービスの良いタクシーに乗りたいという心理があるのも事実です。

Ubarのようにブラックキャブに乗ることができたら?

スマートフォンのアプリや、オンラインで配車依頼できるサービスを提供する「Gett」は、このような乗客の心理に目を付けました。

Gettはアメリカ・ロシア・イスラエルでも事業を展開しており、Ubarと異なる点は、一般人を運転手として起用するのではなく、現地のタクシー会社と提携を行っていることです。

Gettがロンドンに進出するにあたり、提携先として選んだのはブラックキャブでした。

そして、昨年2016年にRadio Taxiを買収し、ロンドンでサービスを開始しました。

これにより、どこにいてもスマートフォンで、簡単にブラックキャブを呼ぶことができるようになったばかりではなく、Gettを介して配車を依頼すれば、通常よりも30%安い運賃で、ブラックキャブを利用することが可能になりました。

この運賃は、ミニキャブやUbarと大きな差がありません。

したがって、利用客にとっては、低価格で最高のサービスを体験できるようになったと言っても、過言ではありません。

伝統を守るために必要のないこだわりを捨てて

伝統のある会社ならば尚のこと、社内で長く続けてきた習慣やこだわりがあり、新しいアイディアが容易に受け入れられないことも多いでしょう。

しかし、そのような伝統のある会社を存続し、若い会社と肩を並べていくためには、時に新しいアイディアや、今までの方針を大きく軌道修正する必要も出てきます。

伝統のあるブラックキャブが、Gettの新しい風によって、これからもロンドンのシンボルであり続けることを嬉しく思う顧客は、数知れません。

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