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Webサイトはどうあるべき?Pinterestの考え方

2017.06.30

pinterestとは

Webサイトを構築していく上で、自身のサイトにユーザーを出来るだけ長い時間滞在させるというのは、いかなるWebサイトに置いても、重要であるかのように思われます。

ユーザーの興味をひくサイトならば、必然的に滞在時間が延び、またそのようなサイトがGoogleからも評価され、検索順位の上位に上がりやすいと、一般的には考えられているからです。

しかしPinterestのCEOのTim Kendall氏は、これとは真逆の方向性を示しています。

そもそもPinterestとは?

Pinterestは、インターネット上の写真をピンボードに留めておくような感覚で、ユーザー自身が管理することのできるWebサイトです。

Pinterest上に写真を保存することを「ピンする」と呼びます。

自分自身でテーマを決めたピンボードを作成することも可能で、それを別のユーザーが閲覧して、「リピンする」ことも可能です。

これによって、趣味趣向の似たユーザーを発見したり、新しいお気に入りのものを発見したりと、SNSともGoogleなどでの検索とも、似て非なる使用感を味わうことができます。

Pinterestの目的は?

「私たちはユーザーのサイトの滞在時間を測定していません」

カンヌライオンズ国際クリエイティビティフェスティバルで、Tim Kendall氏はこう述べました。

「Pinterestのアプリやサイトは、ユーザーが必要以上に時間を費やさないように設計されています。ユーザーに新しい発見をもたらしたいと考えていますが、無駄を押さえて、最終的にはアイディアを与えられたらと考えています」

Pinterest上で気になる写真を見つけたら、ユーザはそこから簡単に写真が掲載されている元のサイトへと、アクセスすることが可能です。

たとえば、今晩のレシピをPinterest上で検索し、気になる写真があれば、そこから簡単にレシピサイトにアクセスできます。

Webサイトを運営している場合、一般的に、ユーザーが他のサイトへの離脱するというのは、あまり喜ばしい状況とは言えません。

しかし、Pinterestはユーザー目線に立ち、スムーズに必要なサイトへアクセスできるようにと考えているのです。

スマートフォンと過ごす時間があるなら…

スマートフォンが便利であることは否定できませんが、それに依存することで、実はストレスを生み、不安やうつ病のレベルが高まっているという事実も潜んでいます。

Pinterestの新機能で「tried it」といものがあり、Pinterestを介して、料理のレシピやDIYの方法などを発見したユーザーが、それを試してみたということを他のユーザーに知られることが可能になりました。

このような機能には、スマートフォンに依存するユーザーの行動を変え、ライフスタイルすら変えられるという大きな可能性が秘められているように思えます。

サイトを作る側として

Tim Kendall氏はこのようにも述べています。

「テクノロジーのリーダーとして、人々の生活に与える影響や、私たちが提供しているサービスが、いかなるものであるか慎重に考えるべきです。ユーザーが時間を費やすサイトを構築することは、ビジネスのモデルであるとは思いますが、それがユーザーの生活の質を犠牲にしているとしたら、そのために努力するべきではありません」

本当の意味でユーザー目線に立ったサイトが、今後は必要になってくるのかもしれません。

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