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子どもの食育のため。イギリスで広告のルール変更?

2017.07.06

食育

日本では、「食べ物が美味しくない」「食に関する教育が遅れている」というイメージがまだあるイギリスですが、使用が許可されている食品添加物の種類が、アメリカや日本と比較して遥かに少ないという、意外な側面も持っています。

また、清涼飲料や冷菓に使用することの多い異性化糖も、健康に影響を及ぼし、製糖業の衰退を招くと、イギリスに限らずヨーロッパ諸国では、使用率があまり高くはありません。

さらにイギリスでは、今年7月1日から16歳未満の未成年向けの、食品の宣伝や広告に関する新しいルールが施行されることになり、甘味料に限らず、脂肪分や塩分を多く含む食品の宣伝や広告の規制が行われます。

新しいルールとは?

具体的に新しいルールを要約すると、下記のようになります。

・異性化糖を含む製品を宣伝する広告の、子ども向けメディアへの表示の禁止

・子どもが視聴者の25%に上るメディアにも、異性化糖を含む製品の広告を表示できない

・異性化糖を含む製品が12歳未満をターゲットとしている場合、子どもに人気のプロモーション、ライセンスされたキャラクターや有名人の使用を許可しない

・広告主は、これらのルールを守ることにより、より健康的な方法を促進すること

コカ・コーラのロゴはどうなる?

多くの清涼飲料には異性化糖が使用されており、コカ・コーラも例外ではありません。

上記のルールのように、子どもに人気のプロモーションを行えないのだとしたら、コカ・コーラは従来のロゴですら使用できないという可能性が出てきてしまいます。

しかし、これに対してコカ・コーラは、16歳未満の子どもをターゲットとしていないとコメントしています。

このように、イギリスの商品や清涼飲料の業界では、ルールに準じたマーケティングを検討していく必要性に迫られています。

若者のメディア習慣の変化

ルールの中に記されているメディアという言葉には、テレビCMのみならず、今までは規制されていなかったYoutubeやSNSなども含まれており、デジタルを利用した宣伝の普及に伴ったルール変更だとも読み取れます。

特に16歳未満の若者は、従来のメディア以上に、YoutubeやSNSを利用することが多いため、このような若者の行動の変化に対応するルールが必要であったと、食品飲料連盟のイラン・ライトは説明しています。

若者の食習慣は変わるのか?

イギリスの若者の食習慣は、今も昔も変わらず、常に問題視されていると言っても過言ではありません。

しかし今回のルール変更により、食習慣が改善されるかといったら、若干の疑問を覚えます。

不健康な食品や飲料の宣伝が少なくなるというニュースは歓迎されるべきことではありますが、根本的に食習慣を改善するのには、別の試みも必要になってくるのかもしれません。

また、企業としては、マーケティングの方向性を変えると同時に、製品そのものも変えていく必要性に迫られることでしょう。

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