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女性の生理について話すのはなぜタブー?CMの青い液体の意味

2017.10.18

生理用品 青い液体

 

過去に、初めて出産した若い女性が、「うちの子のおしっこは青くないけれど病気なの?」と心配したというエピソードが話題になったことがありました。

これは若い女性の無知さを面白おかしくひけらかしすための話題であったかのように思われますが、そもそも、おむつのテレビCMのデモンストレーションで、黄色ではなく、青い液体が使われるのはなぜでしょうか?

それは言うまでもなく、黄色い液体があまりにも「リアル」だからでしょう。それでは、テレビCMはリアルすぎてはならないのでしょうか?

生理用品の青い液体も

赤ちゃん用のおむつだけではなく、女性用の生理用品のテレビCMにも、一般的に青い液体が使われています。

これらの製品の青い液体が使用される理由は、「リアル」な色よりも青色の方が清潔感があり、視聴者に不快感を与えないためだといえるでしょう。

また、多くのメーカーが暗黙の了解のように、これに従ってきました。

初めて生理をむかえる少女は

生理をむかえる前の少女にとって、母親や学校の授業で生理について聞かされていたとしても、それがどんなものであるかを感覚的に理解することは、難しいのではないでしょうか。

多くの少女は、自分自身が少しずつ大人の女性になっていくことに、戸惑いを感じているものです。

テレビCMを見て、初めて生理をむかえた少女が、「私の生理の血は青くない」と思うことはないかもしれませんが、清潔なイメージと、現実の生理とのギャップに傷つく可能性は否定できません。

生理用品のCMに赤い液体を使用したら……

イギリスの生理用品ブランドのBodyformは、テレビCMに赤い液体を使用しはじめました。

Bodyformを販売するEssity社は、#bloodnormalというキャンペーンを打ち出し、このキャンペーンを通して、女性の生理について堂々と議論することを奨励しています。

Essityのマーケティング責任者Nicola Coronado氏は、目的を持ってタブーを破ることが大切だと主張します。

「ドラマや映画の暴力的なシーンで、赤い液体を見ることには抵抗がないのに、なぜ生理について話すことには抵抗があるのですか?」

Nicola Coronado氏は、暗黙の了解を破るかのように疑問を投げかけます。

CMを見た女性たちの反応は?

Essityの社内でも賛否両論のあったテレビCMですが、一般の女性たちにアンケート調査を行ったところ、3分の2以上の好感を得ることができたのだそうです。

Essityは3年前から、広告を「リアル」にすることに重点を置いてきましたが、これにより売り上げが伸び、新たな顧客も獲得してきました。

クレームを避け、企業やブランドのイメージを守るためと、暗黙の了解に縛られてしまいがちですが、Nicola Coronado氏の語るように、目的や方向性が見えているのなら、あえてタブーを破ることも、吉と出るのかもしれません。

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