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イギリスで銀行口座を開設する方法【学生・ワーホリ・法人向け】大手バンク編

2020.09.30

イギリス銀行口座開設

1年以上イギリスに住む予定の方、イギリスに法人を設立する予定の方は、イギリス国内に銀行口座の開設が必要となる場合が多いでしょう。

この記事では、イギリスの大手銀行に口座を開設する際に必要な書類や手続きをまとめてご紹介していきます。

※いずれの場合も、大手銀行に口座を開設できるのは「イギリス居住者のみ」です。比較的気軽に開設できるオンライン銀行や、日本や別の国の居住者でも開設できる口座については、次回の記事でご紹介します。

イギリスで口座開設におすすめの銀行は?

イギリスで銀行口座を開設するとなると、まずはBarclays(バークレイズ)、HSBC、Loyds(ロイズ)、Santander(サンタンデール)、Natwest(ナットウエスト)のような大手銀行が思い浮かぶことでしょう。

これらの銀行に口座を開設する際の手続きには、どの銀行を選んでも大きな差はないように思われますが、似たようなサービスを取り扱っている会社でも社風が異なるのと同じで、銀行にも若干の差があります。

また、イギリスでは同じ銀行でも、行員によって説明の内容や応対の質が異なるということも珍しくありません。

銀行選びの参考までに、イギリス在住の日本人が持つ各銀行の大まかなイメージを下記にまとめます。

イギリスの各大手銀行のイメージ

Barclays(バークレイズ)- 外国人にも親切に接してくれるが、それによって混み合っていることが多い。

HSBC- 際立ってフレンドリーな行員は少ないが、行員による応対の差があまりない。ビジネスライク。

Loyds(ロイズ)- 学校や勤務先からのレターが住所証明となるため、口座開設が比較的簡単(ロイズ銀行WEBサイトには掲載されていない情報のため、支店で直接確認が必要)

Santander(サンタンデール)- フレンドリーな行員が多いため、気軽に質問や相談のできる雰囲気。比較的空いている。

Natwest(ナットウエスト)- イギリス国籍の口座保有者が多い、外国人には若干不親切な印象。

必ずしもこのイメージ通りではないので、利便性を考慮して、自宅や学校または勤務先の近くに支店がある銀行を選ぶのも良いでしょう。

【個人向け】イギリスの銀行に口座を開設する方法

口座開設方法① 銀行の支店へ足を運ぶ

【流れ】アポイントメントを取得→支店で手続き→完了

書類を揃えて支店へ足を運んでも、偶然手の空いている行員がいない限り、別の日にアポイントメントを取得して出直すよう促されます。

アポイントメント取得は、電話やオンラインでも受け付けています。

オンラインでのアポイントメント取得は便利ですが、具体的にどのような書類が必要かを窓口や電話で確認する方が、結果的に手間が少なくなるケースが多いようです。

アポイントメント当日に銀行に出向き、書類に問題がなければ、その場で口座開設の手続きが完了します。

口座開設方法② オンライン上or電話で申請

【流れ】各銀行WEBサイトの口座開設ページで申請→審査→完了

実はオンラインや電話での申請でも口座開設が可能です。フォームに必要事項を記入して、必要書類を添付すれば申請が完了します。

電話での申請も可能のようですが、書類を別途で提出する流れとなることが予想されます。

銀行で審査され、申請が通れば口座の利用が可能になります。

口座開設に必要な書類は?

1.身分証明書(パスポート、ビザ、運転免許証等)

運転免許証は、日本のものではなくイギリスのものが必要です。国際運転免許証は、受け付けられないことが多いようです。

2.住所を証明できる書類

光熱費や通信費の請求書、住居を契約した際の書類など、口座開設者の名前と住所が明記されている書類が必要となります。

比較的入手が簡単な書類としては、NIナンバーに関するレターがあります。

ロイズ銀行では、学校や勤務先からのレターで口座開設ができることがあるようですが、公式WEBサイト上には書かれていない情報のため、支店で直接確認することをお勧めします。

公な書類である必要があるため、知人からの手紙やダイレクトメールでは受付けられないことがほとんどですが、口座保持者の紹介であったため受付されたという稀なケースもあります。

行員によって対応が異なることが、これらの情報から察することが出来るのではないでしょうか。

手持ちの書類が対象となるのか不安な場合は、親切な行員を見つけてアドバイスをもらうことをお勧めします。

その他イギリスの銀行に関するQ&A

複数の銀行に口座を持つことは可能?

イギリスでは複数の銀行に口座を持つことができないという噂があるものの、複数の銀行に口座を持っているという人もいるため、その真偽をロイズ銀行WEBサイトのチャットで確認してみました。

質問:I have accounts with Santander. Is it possible for me to open a new account with you?
サンタンデール銀行に口座があるのですが、ロイズ銀行に新しい口座を開設することは可能ですか?

回答:Many thanks for the interest in banking with us. Yes, it is possible.
ご興味をお持ちくださり、ありがとうございます。はい、可能です。

この後は、Current account(普通預金のような口座)か、Saving account(預貯金口座)のどちらを希望か尋ねられましたが、いずれの場合も口座の開設が可能のようです。

ちなみにイギリスの大手銀行の場合、不明な点をWEBサイト上のチャットで質問すると、営業時間内ならほぼ待ち時間なく返答を得ることができます。

どのような口座の種類があるの?利子はどのくらい?

上記で挙げたCurrent accountとSaving accountのような口座は、いずれの銀行にもありますが、銀行によって若干異なるサービスを提供しています。

たとえば、維持費がかかるが金利の高い口座、光熱費のような毎月固定の支払いをする場合は金利が高くなる口座などがあります。

預金の種類としては、預金を一定期間引き出せない替わりに利子が保証されているFiexd Bond 、利子に税金がかからない ISAなどがあり、総じて見ると日本で預金をするより利子が良いという印象です。

それぞれの銀行のWEBサイトで、口座の種類や詳細や規定を閲覧することができます。

イギリス生活が長くなりそうな場合は、自分のライフスタイルに合った口座を選んだり、行員に相談したりするのも良いでしょう。

帰国する場合はどうすれば良い?

帰国や他の国への移住等により、一定の期間全く口座を使わないという場合は、口座を凍結されてしまう恐れがあります。

各銀行の規定として、口座を所有できるのはイギリス居住者のみとなっており、銀行で帰国する旨を伝えると口座を閉じるよう促されます。

他の国でも口座を使いたい場合や、いずれイギリスに戻る可能性がある場合は、「一時的にイギリスを離れる」と伝えると、イギリス国外でのATMやカード利用の手数料が低いオプションを勧めてもらえるケースがあるようです。

この場合は海外への住所変更も受け付けられることが多いようで、重要な書類の受け取りができないという心配がなくなります。

将来的にイギリスに戻る予定や、口座を使う予定がない場合は、銀行の規定に従って口座を閉じておいた方が良いかもしれません。

【会社・法人向け】イギリスの銀行に口座を開設する方法

無事にイギリスに法人を設立できたら、次に銀行口座の開設を検討するのではないでしょうか。

ここでは上記でご紹介したような大手銀行に、法人向けの銀行口座を開設する方法をご紹介します。

※法人や会社の設立に関してはこちらの記事をご覧ください。→海外で会社を設立するのは難しい?イギリスで法人登記する方法とは

個人向け口座の開設と大きく異なる点は?

法人向け口座の場合は、個人口座と同様の書類に加えて会社に関する書類が必要になります。

また、月々の維持費がかかることが多く、銀行によっては「設立したばかりの会社は数か月間無料」というようなサービスを行っています。

法人向け口座開設も個人向けの口座と同様に、支店にアポイントメントを取り、当日までに必要な書類を揃えて手続きを行います。

個人口座は開設の申請がオンラインでも可能であることに対して、法人向け口座は支店で直接手続きしなければならないことが一般的です。

法人向け口座担当の行員にアポイントメントを取らなければならないため、数か月待ちになってしまうことも珍しくないようです。

さらに、無事に行員との面談が完了したからと言って、即日口座が開設されるわけではありません。銀行によって厳格に審査された上で開設が完了します。

口座開設の申請が受け付けられない場合は、その理由も添えられた書面が郵送で届きます。

法人向け口座開設の条件は?

・18歳以上の会社の経営者であること(2名まで共有可能、パートナー会社の代表者も可)

・イギリスで法人登記されていること

・代表者がイギリス居住であること

口座開設に必要な書類&アポ当日までに準備すること

1.身分証明書(パスポート、ビザ、運転免許証等)

個人向け口座と同様

2.住所を証明できる書類

個人向け口座と同様

3.会社の住所を証明できる書類

代表者名、会社名、会社の住所が明記されている公的なレターが必要です。

4.カンパニーハウスの「 Certificate of Incorporation」

会社を登録した際に発行されるライセンスです。

登記の際にはPDFファイルとして送られてくるため、書面が必要な場合はオンライン上からオーダーします。(書面で必要かは、各銀行の担当者に確認してください)

15ポンドのスタンダードサービスでは、4営業日で発送可能となるようです。(2020年9月現在)

こちらのURLからオーダーできます(コピー&ペーストしてください)→ https://www.gov.uk/guidance/order-certified-copies-and-certificates-from-companies-house#how-to-order-and-costs

5.会社の詳細&ビジネスプランを説明できるように

アポイントメントの当日には、具体的に何をしている会社なのか、設立日、従業員数(現在~1年先の見込み)、収益の見込み、過去の取引実績、VATナンバー(取得している場合)等の詳細を質問されます。

詳細なビジネスプランを尋ねられることが一般的であるため、明瞭に答えられるよう準備しておく必要があります。

イギリスで銀行口座を開設するのは難しい?

個人向けも法人向けも、イギリスで銀行口座を開設するのは簡単でないように思えるかもしれません。

それでも、必要な書類や条件がそろっていれば開設できるので、時間に余裕を持って手続きすることをお勧めします。

大手銀行に拘らないのなら、もう少し簡単に開設できるオンライン銀行もあるため、次回の記事で詳しく説明していきます。

弊社ではイギリスでの銀行口座開設手続きの代行も行っているため、ページ下の「お問い合わせ」より、お気軽にご相談ください。

 

※この記事は2020年9月現在の大手銀行のWEBサイトやイギリス在住の方の意見を元に作成しています。

 

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