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越境ECは中国語or英語?世界で最も使われている言語とは

2021.03.16

以前の記事「越境Eコマースの市場規模は拡大傾向?メリットとデメリットとは」において、越境EC事業をはじめるなら今がチャンスということを書きました。まず、ECサイトを作るとして、どの言語で作ればいいのでしょうか?

eMarketerの2019年のデータによると、小売Eコマース市場規模は1位中国(1兆9,894億ドル)、2位米国(6006億ドル)、3位英国(1370億ドル)でした。中国は米国と3倍以上開きがあり、世界の小売Eコマース市場の55.8%を占めるという圧倒的世界シェア率を持っています。市場規模からターゲットを考えると中国であり、中国語でサイトを作ろうと考えている企業が多いのではないでしょうか?

しかし、2位と3位に英語圏の国が入っており、世界共通言語とも言われている英語で作れば、英語圏の国だけでなく東南アジアの一部やヨーロッパ、つまり世界中の国をターゲットにすることもできます。ヨーロッパ諸国では英語が母国語でなくても分かる人が多いからです。

では、中国語と英語どちらが商売に適しているのでしょうか?もう少し詳しく見てみましょう。

インターネット上のコンテンツの半分以上は「英語」

statistaの2017年のデータでは、ネイティブスピーカーが最も多い言語は、1位が中国語(12.84億人)、2位がスペイン語(4.37億人)、3位が英語(3.72億人)となっています。

しかし、世界で英語を理解する人口は、中国語を上回り推定15億人であると言われています。世界191ヶ国のうち、英語を第一言語とする国は12ヶ国、公用語・準公用語とする国は50ヶ国、人口の半分が英語を理解するという国が45ヶ国にのぼります。ヨーロッパ人の54%が、2つ以上の言語を理解しているというデータもあり、そのうちの一つは英語というパターンが多いと思われます。

さらに、インターネット上で最も使われている言語は、1位が英語(54.5%)でした。2位のロシア語(5.9%)と大きな差があり、英語が圧倒的に多いことが分かります。インターネット上に英語のコンテンツが多いのは、それだけ多くのユーザーが存在するということでもあります。

越境ECには様々な言語設定があることが理想的ですが、それ相応のコストもかかります。急にまとまった予算を持てない場合は、中国人向けの商品を販売するのでない限り、まずは英語からサイトを作るのが望ましいと言えます。

日本語の影響力は弱小傾向、今後も英語が世界共通言語となる可能性が高い?

世界共通言語は今後も英語?

2016年の世界経済フォーラム(World Economic Forum)のデータでは、世界で最もパワフルな言語は英語となっています。これは、多くの地域で使われていることや、経済活動に使われていることなどの総合的な指標から割り出されたランキングです。2050年の予想ランキングでも英語が1位となっており、その優位性は長期的に見てもゆるぎないものであると言えるでしょう。

日本語のみのEコマースは将来性がない?

一方、日本語を見てみると、2016年には8位にランクインしていますが、2050年には10位に下がると予想されています。緩やかな下降ではありますが、日本語にのみ対応したサイトでは、今後は売り上げが下降する可能性が読み取れます。

ランキングには、少子化による日本の人口減少も考慮されている可能性が高いですが、日本語の話者が減るだけではなく、日本語を使った経済活動にも影響が及ぶことが想像できます。

日本以外で日本語を使用している国は非常に少ないため、いくらECの利用率が国内で上昇したとしても、日本国内のみで展開していては成長の限界がくる可能性も高いです。EC事業に限らず小売業界全体として見ても、人口の減少は売り上げの減少に直結するのではないでしょうか。

英語のECサイトは中国でも受け入れられる?

以上に加えて、2018年のBBCの記事によると、英語を話す人、あるいは英語を勉強している人が多い国は、なんと中国ということが分かっています。ケンブリッジ大学出版局(Cambridge University Press)が発表した研究によると、中国では最大3億5千万人が英語を少なくともいくらか理解できるということです。

越境ECサイトを英語で作ったとして、将来的には中国でも通用する可能性はありそうです。

英語翻訳の越境ECサイトはどう作る?翻訳はネイティブな表現で

このように、英語の普及率や将来的にも続くであろう影響力から、まずは英語で越境ECサイトを作ることが望ましいと分かりました。

対象国を中国一つに絞ることのリスクを考えてもそう思われます。英語ECサイトの場合は、まず英国ではじめたとして、万が一予想以上の結果が出なかった場合でも、ヨーロッパに販路を広げたり、その他多数存在する英語圏の国を対象としたりすることもできます。英語がリスクヘッジになるのです。

では、英語翻訳のECサイトを構築するにはどうしたらいいのでしょうか?

越境EC対応のCMSはおすすめ?

手軽なのは、CMS(コンテンツ管理システム)を利用する方法です。予めサイト運営に必要な機能が備わっているため、プログラミングスキルがなくてもECサイトを作れるからです。中には無料なものもあり、コストがかからないという魅力があります。

しかし、越境EC用のCMSで対応されているほとんどが、「カートに入れる」のような機能に関連する部分の多言語化です。商品説明やショッピング方法などは翻訳した文章を予め入力しておく必要があるのです。

システム内に組み込まれた機械翻訳で商品説明なども翻訳できるようになっているCMSもありますが、機械翻訳なのでどんな文章でも正確に伝えられているかどうか保証はありません。性能が向上されてきているとは言っても、最高で80%ほどの翻訳精度が限界と言われています。

翻訳の精度はやっぱり重要?

機械翻訳では不自然な言葉遣いになってしまったり、細かいニュアンスによって伝わり方に違いが出たりすることを避けられません。ユーザーがネットショップ自体に不信感を抱く可能性もあります。意味が分からなかった場合、よほど欲しいものでない限りわざわざ問い合わせをしてまで購入しようとするユーザーはいないでしょう。

せっかく商品に興味を持ってもらえても、言語が問題でユーザーが離れてしまうのは大変もったいないです。
ユーザーが快適にネットショップで買い物を楽しむためにはネイティブな表現での説明が欠かせないということです。

弊社では、越境ECサイト制作と運営のサポートを行っており、商品説明文などの英語翻訳やコピーライティングも可能です。ページ下の「お問い合わせ」より、どうぞお気軽にご相談ください。

 

※越境ECサイトを作るときの商品写真の撮り方についてはこちらの記事をご覧ください。

越境Eコマースをはじめよう!商品写真の撮り方とコツ

Yasuko

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