日本食【海外の反応】和食ブームでも海外進出は失敗する?5つの原因

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海外版のYahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトに、「日本食はどうしてこんなに美味しいのでしょうか?」という質問がありました。日本食の美味しさに感動した海外の方が、素朴な疑問として投稿しているように見受けられます。回答には、「海に囲まれた島国のため使っている素材が良い」、「仕事に対する意識が高い」という肯定的なものが多く、日本食に関する正しい知識を持っている海外の人も少なくはないようでした。そういった中で、「あなたは日本食を毎日食べていないから、そう思うだけではないですか?」といった回答もありました。その回答は、日本在住のアメリカ人男性によるもので、ラーメンやトンカツのローテーションは飽きてしまうし、塩辛や納豆のような外国人には理解しがたいものもあると、写真付きで詳しく解説されています。日本に住んでいる彼は、決して日本食を嫌っているのではないと明言した上で、アメリカ人ならではの視点で正直に否定的な意見も述べています。私たち日本人が海外旅行に行って数日経過すると、イタリアやフランスのように美味しい食べ物の多い国であっても、なんとなく日本食が恋しくなるのと同じ感覚なのではないでしょうか。

日本食に関する反応や評判は他にも…

「どうして日本食はこんなに可愛いらしいの?」「どうして人気があると思う?」といった好意から寄せられる質問が多く、回答者の中には、日本人の美学について語ったり、最近少しずつ海外でも知られ始めたUmami(旨味)について説明したりと、日本通も多く見られました。そういった中でも、「日本食にはニンニクは入っている?」という質問には、「だいたいのアジアの食べ物には入っているから、ニンニクを食べられない人はやめた方が良いよ」と回答されており、他のアジアの国との混同も見受けられました。

海外の日本食ブームに乗れば成功する!?

海外で人気の日本食ですが、日本で成功しているレストランなどの外食産業がブームだけに乗って海外進出を目指すとなると、失敗してしまう可能性が高いかもしれません。ここでは日本食の飲食店やレストランなどの外食産業が海外進出する場合に必要なポイントをまとめます。

1.海外の人が理解できるテイストか

海外の大衆の反応を見ると、「お豆腐は味がなくて食べる意味が分からない」、「うどんは味が薄い」、「鍋料理はさっぱりしすぎて味気ない」と、日本の繊細な味を理解できていない人が多いです。一部の日本通や食通だけを狙って成功するのも不可能ではありませんが、緻密なマーケティングやブランディングが必要となるでしょう。海外で人気のある日本食はラーメン、トンカツ、照り焼き、カレーなど味が濃いめのものです。寿司も人気ですが、ワサビや醤油をたっぷり付けて食べる人が多いのも事実です。飲食店としてのプライドや味へのこだわりがあるのは当然のことですが、海外向けのメニューを考案するのも良いかもしれません。

2.食材は海外でも調達できるか

食材を日本からの輸入するとコストが上がり、提供するメニューの価格を上げざるを得ません。日本から仕入れた良い素材を使っていたとしても、その価値を見い出すことのできるのは、日本のことを良く知っている日本人だけだと考えた方が無難でしょう。価格に見合った価値を提供できていないと思われてしまえば、せっかく足を運んでくれたお客さんを顧客として取り込むのが難しくなってしまいます。現地の食材で代用が可能なものは、できるだけ日本からの輸入に頼らない方が良いでしょう。

3.現地の物価水準に見合っているか

現地の他の日本食レストランで、同じメニューがどのくらいの価格で提供されているのか、また日本食に限らず、出店予定エリアの他のレストランは、どの程度の価格で食事を提供しているかを入念に調査する必要があります。他のレストランと同等の価格で提供が難しい場合は、上記の挙げたように「現地の食材で代用できないか」を検討したり、メニューの再考案が必要となるでしょう。

4.内装や外装を含めたブランディングができているか

味だけで勝負したいという気持ちはあるかもしれませんが、レストランに脚を運んでもらうためには、道行く人が「新しいレストランが出来て気になる」と思うような外装や内装であるべきでしょう。日本食といっても、スタイリッシュな創作和食もあれば、高級志向の本格派、屋台風のB級グルメなど、様々です。料理のコンセプトが伝わるような内装や外装で、それに合った趣向の顧客を取り込みやすくなります。レストランのロゴやメニュー表、お店のカードなどのデザインの統一も必要です。

5.他の日本食店と差別化できているか

日本人オーナーでない店舗も含めれば、チープな弁当屋チェーンがあったりスーパーでも寿司が売っていたりと、海外でも日本食は気軽に楽しむことができます。ブームになっているように思える日本食ですが、海外ではその他のアジア料理(中華、韓国、タイ、ベトナムなど)と一括りに考えられてしまうことが多いことも念頭に入れておかなくてはなりません。このような競合が多い中で、他に負けない看板メニューとそれに合うサイドメニューがあるのか、見直してみる必要があるでしょう。

海外で日本食レストランを経営するのは難しい?

日本食の海外の反応や、日本食ブームが話題に上ることは多いですが、安易に海外進出すると失敗してしまう可能性もあります。しかし、上記の5項目を満たしていれば海外展開も夢ではありません。そうはいっても、自分のビジネスに具体的にどのような取り入れたら良いのか、戸惑ってしまう場合もあるでしょう。弊社では、日本食レストランの海外進出サポートを承っております。クライアント様の持ち味を生かしつつ海外で成功するために、まずは出店エリアや競合店などの調査した上で、ビジネスのプランをご提案いたします。はじめてのクライアント様は、オンライン電話で無料相談も受付中です。まずはお問合せより、お気軽にご連絡ください。

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