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お年玉の習慣が変わる?欧米人も気になる中国の「赤い封筒」

2018.02.20

新年が開けてひと月以上経過しましたが、今年はお年玉をどのように渡したか記憶しているでしょうか。

おそらく例年のように、小さな封筒、いわゆる「お年玉袋」に紙幣を入れて、手渡したのではないでしょうか。

旧暦では新年は2月になります。

現在も中国では新年を旧暦で祝うため、ロンドンのチァイナタウンも、2月には新年を祝うムードが溢れます。

実は中国にも「お年玉」と同じような習慣があり、「圧歳銭」と呼ばれています。

中国語では「歳」と「祟(たたり)」が同じ発音になり、新しい年を迎えることが祟りを連想させるため、それを避けるために、新年には、大人が子どもにお金を手渡すという習慣が生まれました。

「圧歳銭」は、赤い封筒に入れて送られることが一般的であるため、英語圏では「red envelope(赤い封筒)」として知られています。

2月に入り、年が明けたばかりの中国ですが、今年は新しいお年玉の送り方が編み出され、イギリスだけではなく、欧米でも反響を呼んでいます。

中国のAmazonとLINE?

中国には2つの大きなインターネット企業があり、ひとつがAlibaba、もうひとつがTencentという企業です。

Alibabaは通販サイトを運営しているため、よく中国のAmazonと例えられます。その売り上げ額は群を抜いており、楽天の年間の売り上げ4兆円の半額以上を1日で売り上げたという記録も持っています。

一方Tencentはあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、WeChatを運営している会社で、日本のLINEと同様にゲームやSNSなども運営しています。

この2社が今年、仮想通貨を「お年玉」、つまり「圧歳銭」として送金できるというサービスを実施し、新年に、数十億にもおよぶ仮想「圧歳銭」が、中国人ユーザーの間を飛び交いました。

中国のモバイル事情は?

AlibabaとTencentのインターネット事業は多岐に渡っており、Alibabaはショッピングサイトのみならず、Paypalのようなオンライン決済システムも担っています。

中国のオンライン決済市場はアメリカの30倍とも言われており、いかに大きな市場であるかが読み取れます。

また、TencentはYoutubeのような動画の配信も行っており、有名人の有料動画による収益も発生します。

中国はライブストリーミングの世界最大の市場とされており、2018年の収益は44億ドルに達すると予測されています。

このような2社の独占状態にあるということは、ユーザーにとっては、たった2つのアプリで生活の全てをカバーできるというような感覚を得ることができ、ストレスなくシームレスにスマートフォンを使用していると感じるられることでしょう。

組み合わせることで新しい何かを

中国のように独占状態になるのは、既存の競争もあるため難しいですが、いくつかのサービスを組み合わせることに生まれる相乗効果は、はかり知れません。

他のサービスと提携することにより、オンライン決済市場が日本でも広がれば、「お年玉を仮想通貨で」ということも、珍しくなくなるのかもしれません。

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