【ジャパン祭】エキスポのロンドン版?2019トラファルガー広場にて

ジャパンエキスポは、世界最大規模の日本のポップカルチャーイベントとして認められていますが、「ジャパン祭」はイギリス最大級として認められており、ヨーロッパで日本文化を発信したいのなら見逃せません。ジャパン祭は毎年9月末頃に、トラファルガー広場で開催されます。トラファルガー広場は、ロンドンの中心部に位置しており、ネルソン記念柱やライオンの銅像で知られており、世界中から観光客が集まります。さらに、ロンドンの中心部に位置しているため、地元の人たちも多く行き交い、イベントが何もない日でさえ人波が絶えることがありません。立地条件から考慮して分かるように、「ジャパン祭」には元々日本好きな人だけではなく、日ごろは日本の文化を特別に意識していない人たちが、偶然訪れるということ珍しくありません。こういったことから、「ジャパン祭」は、アーティストやパフォーマー、日本食の関係者にとって、海外の新しい層をファンとして取り込む絶好のチャンスと言えるでしょう。

2019年ジャパン祭の様子は?

2019年に11周年を迎えたジャパン祭。「祭」という名に相応しく、焼きそばや唐揚げなどの日本食の屋台が立ち並び、メインステージでは、日本人パフォーマーによって、神楽や阿波踊り、和太鼓や三味線などが披露されました。生憎の空模様ではありましたが、どの屋台も行列ができ、ステージ前は大変混雑して近づくのもままならないほどの大盛況ぶりでした。ロンドン在住の日本人にとっては、日本のお祭の雰囲気を楽しめる良い機会となりましたが、それ以上に他の国籍の来場者が目立ちました。日本の文化を肌で感じてもらえる、数少ない機会になったといえそうです。

初出店の「モスバーガー」海外の反応

2019年のジャパン祭で、一番話題になった屋台ブースのひとつがモスバーガーでした。ハンバーガーが生まれるヒントになったとも言われるサンドウィッチ発祥の国イギリスでは、ハンバーガーはパブ等で日常的に親しまれている、定番メニューでもあります。このような環境で、日本のハンバーガーがどのように反応を巻き起こすのかは、大変興味深いのではないでしょうか。結果は、時間帯によっては100人近い人が長蛇の列を成し、ジャパン祭の開催時間は20時までであったにも関わらず、16時前に完売してしまうという大盛況ぶりでした。ここ数年は、ファーストフードであっても健康志向のものが人気を集めているヨーロッパですが、日本食=ヘルシーというイメージと、モスバーガーのコンセプトとがぴったりマッチし、相乗効果を生み出したのかもしれません。

ジャパンエキスポのロンドン版「ジャパン祭」に出展するには

日本では誰もが知っているモスバーガーですが、イギリスでの知名度は高くありませんでした。モスバーガーの成功例を見て分かるように、知名度の高い低いにかかわらず、ジャパン祭は海外進出を考えている企業やパフォーマーにとって、一気に飛躍するチャンスとなり得ます。弊社はジャパン祭の実行委員を務めておりますので、2020年度の出展の詳細を知りたい企業・団体さま、パフォーマーやアーティストの方は、「お問い合わせ」より、お気軽にご連絡ください。

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