ブリテンズ・ゴット・タレント2019で活躍した日本人【お笑い芸人ゴンゾー】を応援

イギリスのITVで放送されているオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』に、お笑い芸人のゴンゾーさんが出演されるということで、5月31日の生放送の会場に応援に行って参りました。タンバリン芸で知られているゴンゾーさんは、2008年にフジテレビの『爆笑レッドカーペット』でレッドカーペット賞を受賞したり、2010年には『R-1ぐらんぷり』の準決勝に進出したりと、日本でのキャリアもさることながら、youtubeに投稿された動画には海外からのコメントが多く寄せられるなど、海外で活躍している数少ない日本の芸人さんと言えるでしょう。2015年には、アジア版の『ゴット・タレント』の準決勝に進出しており、今回はそのイギリス版である『ブリテンズ・ゴット・タレント』に出場し、準決勝進出を果たしました。

『ブリテンズ・ゴット・タレント』準決勝

『ブリテンズ・ゴット・タレント』は、2007年から放送され続けている番組で、ワン・ダイレクションを発掘したことでも知られている辛口審査員のサイモン・コーウェルをはじめ、4名の審査員が審査を行います。また、視聴者も好きな出演者に投票できるというシステムになっており、会場の空気とは一味違う評価が下されるのも興味深く感じました。

ゴンゾーさんのパフォーマンス

ゴンゾーさんのキレのあるパフォーマンスには、イギリスのオーディエンスも大盛況で、動画からも楽しんでいることが伝わってくるのではないでしょうか。日本でも喋らないキャラを通しているゴンゾーさんですが、この設定も海外でウケる一つの要因になっているのかもしれません。番組が始まって最初のパフォーマーでしたが、緊張を感じさせない堂々としたパフォーマンスで、審査員や会場のオーディエンスを笑顔にしていました。現地のオーディエンスやスタッフに、「Gonzo」という名前までしっかりと認知され、多くの出演者がいるにも関わらず、どこへ行っても人気者という様子でした。

他にも日本人の出演者が…

同じ準決勝のステージに、もう1組日本からのパフォーマーが出場していました。上の動画のファビュラス・シスターズさんです。日本の10~20代の女性グループとなると、イギリスでもアイドルグループだとイメージされがちですが、それを払拭するかのようなダイナミックで力強いパフォーマンスに、会場全体が圧倒されていました。彼女たちの経歴を拝見すると、ロサンゼルスで開催されている『World of Dance』で2016年と2017年にかけて、2度の優勝を果たしており、実力派であることが窺えます。5月31日の会場でのパフォーマンスは、ヨーロッパの古典的なゴシック様式を日本の現代的なフィルターにかけて見事に表現した、芸術性の高いものだと感じました。

海外で活躍する日本人が増えるよう

海外で、様々な分野において日本の方々が活躍しているのを拝見すると、大変喜ばしく思います。一部の勇気のある人たちが海外進出を果たしているように思えるかもしれませんが、その一歩を踏み出すことで、予期せぬ成果を得られる可能性が広がります。弊社では今後も、はじめの一歩を踏み出すお手伝いができればと、今回の公開収録を通して強く感じました。

Previous
Previous

イギリスで会社を設立する方法|海外で法人登記

Next
Next

海外進出/展示会・見本市「成功例&失敗例」で学ぶ出展のポイント