日本にいても海外進出できる!?BtoBプラットフォームとは

BtoBプラットフォームとは

「外国人観光客が来なくなって、インバウンド向け商品が売れない」、「渡航が難しいから、海外進出できない」という声が多い時期ではありますが、BtoBプラットフォームを利用するることで、このような悩みが解決できる可能性があります。

BtoBプラットフォームとは?

BtoBはBusiness to Businesの略で、企業から消費者へではなく、企業から別の企業へ商品やサービスを提供することを指します。したがって、BtoBプラットフォームとは、企業間の取引をオンライン上で行うためのプラットフォームです。

BtoBプラットフォームの中でもEコマースに特化しているものは、「オンライン上の卸売問屋や販売代理店」や「企業間の商取引専門のネットショップ」というイメージが近いでしょう。

BtoBプラットフォームのメリット

BtoBプラットフォームの最大のメリットは、事業を効率化できることです。

「BtoB企業の探し方が分からない」という声は少なくはありませんが、BtoBプラットフォームは、“仕入れ先を探している企業”と“売り先を探している企業”の両方が利用できるため、ビジネスマッチングプラットフォームのような側面もあります。

また、仕入れや営業活動だけでなく、経理や事務作業など日常的な業務にかかる時間を削減できるというメリットもあります。

コロナ禍における、インバウンドや海外向けのビジネスが難しい時期でも、海外の企業も利用しているBtoBプラットフォームを利用すれば、日本にいながらにして海外の企業をターゲットにしたビジネスが可能です。

海外進出&インバウンドおすすめBtoBプラットフォーム

BtoBプラットフォームには様々な種類がありますが、海外の企業をターゲットにしたい場合は、グローバル展開しているBtoBプラットフォームを選ぶ必要があります。ここでは、欧米企業も利用しているEコマース系のBtoBプラットフォームを紹介していきます。

Joor

https://ja.joor.com/                                                     

米国発のインテリアやファッションに特化したBtoBプラットフォームで、大手デパートとの取引もあります。2022年現在、世界150か国で利用されており、売り手13,300社、買い手380,000社が登録しています。

日本語のサイトがあるのも日本企業にとっては嬉しいポイントです。

Faire

https://www.faire.com/

「個人事業者にもグローバルな市場で活躍できるチャンスを」というコンセプトで運営されている、米国発のプラットフォーム。大量生産品ではない、ユニークな商品が多いのが特徴です。2022年現在、売り手7,000社、買い手450,000社が登録しています。

日本語のサイトはまだありませんが、米国やヨーロッパの主要都市にオフィスを構えているため、欧米向けに商品を販売したい方に向いています。

 

Super Delivery

https://www.raccoon.ne.jp/company/service/superdelivery.html

株式会社ラクーンホールディングスが運営しているオンライン卸売問屋。日本国内での取引だけではなく、海外事業者とのマッチングに特化したプランがあります。

日本の商社による運営のため、海外への輸出に関する不安がないのがメリットです。

 

BtoBプラットフォームを利用して賢く海外進出を

グローバルなBtoBプラットフォームを活用すれば、日本にいながら海外企業向けにビジネスができます。今後は少しずつ外国人観光客が戻ってきたり、渡航しやすくなったりという期待もありますが、今のうちにBtoBプラットフォームを使ったビジネスを始めてみるのも良いかもしれません。

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