ミニマリストvsマキシマリスト/メリット&デメリットを紹介
ミニマリストとは?
ミニマリストとは必要最低限のものだけで暮らす人たちや、そのライフスタイルのことです。コロナ禍で在宅の時間が増えたことにより、すっきりとした空間で快適に暮らしたいと考える人が増え、ミニマリストの人気に拍車をかけました。日本の狭い住環境にも合った考え方なのでしょう。
2021年の株式会社ネイチャーズウェイの調査によると、自身をミニマリストだと答えた人は約2割ではありましたが、ミニマリストではないと答えた人の約7割がミニマリストに好感を持っていることが分かりました。また、非ミニマリストの自覚のある人の約6割が自宅に物が多いと認識していることから、ミニマリストへの憧れはあるものの実現できない人が過半数であるようです。
ミニマリストのメリット
なりたいと思う人が多いことからも分かるように、ミニマリストには下記のような多数のメリットがあります。
・無駄な物にお金を使わないので、節約や貯金ができる
・掃除や物を探す時間が短縮される
・部屋を広く使うことができる
・気分がすっきりして集中力が上がる
・自分が本当に必要な物や好きな物が分かるようになる
……etc
ミニマリストのデメリット
良いことずくめに思えるミニマリストですが、下記のような欠点もあるようです。
・物が少なく備蓄がないので災害に弱い
・必要な物まで断捨離してしまう
・(物を買えないと)仕事や貯金のモチベーションが上がらない
……etc
デメリットを感じないためには単純に持ち物を減らすことに注力するのではなく、「less is more , ものを減らして心を豊かに」というミニマリストの哲学を忘れないことが大切なのかもしれません。
ミニマリストの対義語「マキシマリスト」とは?
多くの人に馴染みのあるミニマリストに対して、マキシマリストはあまり認知されていない印象です。マキシマリストとはお気に入りの物に囲まれて暮らす人や、そのライフスタイルを指します。好きな物を集めることに価値を見出すので、推しのグッズやアニメのフィギュアを集めている人や、自分好みの雑貨やアートをたくさん飾って部屋をデコレーションしている人などがマキシマリストに当たります。
コロナ禍ではミニマリストが増加しましたが、実はマキシマリストもz世代を中心に増加しました。在宅時に好きなものに囲まれて明るい気分になりたいという考えが、マキシマリストの増加を後押ししたようです。
マキシマリストのインテリア=ゴミ屋敷や汚部屋ではない!
すっきり片付いた部屋に住んでいるミニマリストに対して、マキシマリストはその逆だと誤解されがちですが、決して散らかった部屋に住んでいるのではありません。マキシマリストは集めた物をショーケースに美しく収納したり、自分の個性を反映したインテリアを作り上げたりします。
マキシマリストのインテリアは一般的にポップでカラフルになることが多いようですが、その人の個性が反映されるためボーホーシックなどおしゃれなテイストである場合もあります。Pintalestで「マキシマリスト インテリア」と検索すると、どれも物に溢れてはいますが、様々なテイストのインテリアの写真を見ることができます。
マキシマリストのメリット
・日々の生活に好きな物に囲まれる喜びが生まれる
・物を集める楽しみがある
・インテリアで個性を出すことができる
……etc
マキシマリストのデメリット
・居住スペースが狭くなる
・整理整頓や掃除が大変
・散財しがちで貯金しづらい
……etc
生活スタイルにも多様性を
ライフスタイルやインテリアも多様化しています。日本の住宅事情を考えるとマキシマリストよりもミニマリストの方が合っているようには思えますが、自分が快適だと感じる生活スタイルを取り入れることが大切だといえるのではないでしょうか。
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